「よみがえれ、世界遺産」
競技部門概略
古都京都の文化財は1994年に世界遺産(文化遺産)として登録されました。非常に有名な清水寺や金閣寺をはじめ京都市近隣に17カ所もの寺院等が登録され、正に世界遺産の宝庫と言えます。これらの遺産は日本が世界に誇るすばらしい建築技術や庭園設計の思想に基づいています。また3月に発生した東日本大震災で被害が甚大であった東北地方にも、平泉(岩手)のようにこれから世界遺産への登録を目指す文化遺産があり、日本の文化のすばらしさを示しています。しかしこれらの貴重な文化遺産には天災や人災、また長い間の風雨によりひどく損傷したり当時の色彩を失いかけたりしたものが多数あります。これらの文化財を保護すると同時に、大規模な修復をおこなって細部に至るまで復元する活動が各地で行われてきました。我々はこれら先人の知恵と努力により復元された珠玉の品々を実際に目にする事ができます。「よみがえれ、世界遺産」はこのような文化財の修復をモチーフにした競技となっています。
はじめに1枚の画像がフィールドに示され、複数のスタンプが用意されます。スタンプをフィールドに適用するとスタンプと一致したフィールドが反転します。うまくスタンプを適用して、フィールドを最終画像にします。できるだけ早く初期画像を最終画像に「修復」したチームが勝利する競技です。
詳しくは募集要項・部門のご案内(PDF版)を参照ください。