競技部門の追加情報その5です。情報提供システムにのアクセスに関する案内です。
情報提供システムへのアクセスについて
競技中の情報提供を行う情報提供システムへのアクセスに関する案内です。
なお、一部はFAQでの回答を整理したものです。
※ あくまでも情報提供システムはベストエフォートのサービスです。
参加者PCの接続
物理的なネットワーク接続については、
図1のように参加者用ブースに配置されたRJ45プラグを用います。
図2 : 各ブースのネットワーク
競技運営ネットワークは、独立した閉じたネットワークで、
主催者側で用意する入力用PCのみが接続されます。
参加者が持参する競技用PC等を競技運営ネットワークに
接続することは認められません。
情報提供ネットワークには参加者の持参する競技用PCを接続できます。
利用に際しては、次の事項に注意してください。
- 各ブースにはRJ45プラグで成端されたLANケーブルが2本用意されます。
これらはいずれも同じように機能し同時に利用することも可能ですが、
基本的に1本は予備で、1本しか使えない場合も有り得ます。 - LANケーブルのネットワーク側は、Layer2のEthernetスイッチに接続されます。
10BASE-T/100BASE-TXのオートネゴシエーションとなる予定です。 - 2本のLANケーブルの間の通信については保証しません。
したがって複数のPCを接続し、競技用PC間での通信が必要な場合は、
参加者で用意したスイッチングHUB等のネットワーク機器を
持ち込んでも構いません。
なお、システム調書の締切後のため、スイッチングHUB等については、
システム調書に記載されていなくても持込を認めます。 - 情報提供用ネットワークに接続するためのIPアドレスは、
添付ファイル
のように各チームに対して2台分を固定で割り当てます。
IPアドレスはすべての対戦で変更ありません。
なお、ネットマスクは 255.0.0.0 になります。 - 情報提供ネットワークは、同一サーバを利用する全参加チームで共有されます。
接続するPCは適切なセキュリティ対策を施してください。 - 参加者側の設定ミスや接続ミス等によって、ネットワークに接続できない場合も
競技の進行は止めません。利用するチームは、接続前の設定等の確認と、
予行演習での動作確認を必ず行ってください。 - IPアドレスの設定の誤り等によって、
他チームのネットワーク利用を妨げたと判断される場合は、
競技進行の妨害行為とみなすこともあります。 - 情報提供用ネットワークは独立した閉じたネットワークで、
情報提供以外のインターネット接続等のサービスは提供されません。
したがって、他のネットワークへルーティングを行うゲートウェイはありません。
また、DNSサーバも提供されません。
情報提供サーバのURL
情報提供サーバは、
- 通信プロトコル: HTTP(ポート番号:80)
- IPアドレス: 10.20.10.12
- ファイル名: data.csv
で情報提供を行います。
したがって、URL的表現では http://10.20.10.12/data.csv となります。
情報提供サーバのアクセス制限
情報提供サーバの安定運用を目指して、以下のようなアクセス制限を設けます。
- 情報提供サーバへのアクセスについては、前のコネクションを閉じてから
1秒以上の間隔をあけるものとします。1秒未満のアクセス時には、
サーバのレスポンスは、エラーコードとして 503 となります。 - サーバへのリクエストは、1つのコネクションについて1回のみとします。
サーバからのレスポンスが得られた後は必ず閉じてください。 - 各チームのIPアドレスは、既に割り当てられたもののみとします。
異なるIPアドレスの使用は認めません。 - 情報提供のアクセスには、BASIC認証を施します。
認証に用いるユーザ名とパスワードは
各チームの指導教員あるいは事務担当者を通じて個別にお知らせします。
ユーザ名とパスワードはすべての対戦で変更ありません。 - もし、これらの制限・条件にしたがわないアクセスがあった場合は、
妨害行為とみなすこともあります。